■一年の計は元旦にあった

  • 「週に一度は休肝日」

     

    人並み程度に飲みすけのワタクシはずっとコレを守っていた。
    しかしながら昨年は記憶にある限り1日しか休肝日がなかった。
    いかに鍼師や医者に「並みより丈夫」、と太鼓判を押された肝臓でもさすがにまずいだろう、来年は守るぞ!と誓ったのは大晦日。

     

    その年越しももちろん飲んでいた。
    そして酔った時の決心ほど当てにならないものはない。

     

    めでたい元旦に飲まなくてどうする!とばかりに1日は飲んで明け、まだ3が日、まだ松の内、やれ仕事始めだの母の退院祝いだのと結果としていまだに休肝日はない。
    飲む理由に不自由した事がないのも問題である。

     

    思えば元旦、爽やかに目覚めたのだから犬の散歩をするとか本の整理をするとか、健康的に過ごす方法はいくらでもあった。
    だがワタクシの選んだ道は「お正月くらいグータラして過ごしちゃおう!」だった。
    毎日グータラしてるのに。

     

    そんなワタクシに天誅か?と思われる出来事があった。
    まだお正月気分の抜けない連休後の出勤日、帰宅途中駐車場へ向かう交差点で車にはねられそうになったのだ。
    誓って言うが、ワタクシの進行方向は青、横断歩道をきちんと渡っていた。
    右折してきたおねえちゃんはワタクシという歩行者に気付き、えらい勢いでブレーキをかけた。さぞかしびっくりした事だろう。
    ワタクシも驚いたとも。

     

    ただ「青信号で横断歩道をわたっていて」も、そんなこともある、というのは年明け早々いい教訓になった。歩行者としてももちろんだが運転手としても。
    どちらの立場でも今後は気をつけないとね、と良い話として家族に話したりもしたが、本当に身にしみた教訓はその時手に持っていた「荷物」である。

     

    そう、そのときワタクシは「エ○スビール」を持っていた。
    3本買うと特製グラスが付いている、のに惹かれて買った代物だ。
    万一事故が起こっていた場合、手荷物がビール(しかも景品付き)というのはあまりに哀しくないだろうか?
    誰もそんな事は気にしないだろうが、倒れた自分の手の先にビールの転がる光景を想像し、なんだかとても寂しくなってしまった。
    きっと景品のグラスも割れただろう。
    なんて物悲しい。

     

    だからというわけではないが、「週に一度」は無理にしても「月に一度」ではどうか、と考えてみてはいる。

    一年の計は元旦に立てられなかったが、旧暦で再チャレンジ!

    Y.D 2007.1