一年の計は元旦にあった

「週に一度は休肝日」

人並み程度に飲みすけのワタクシはずっとコレを守っていた。
しかしながら昨年は記憶にある限り1日しか休肝日がなかった。
いかに鍼師や医者に「並みより丈夫」、と太鼓判を押された肝臓でも
さすがにまずいだろう、来年は守るぞ!と誓ったのは大晦日。

その年越しももちろん飲んでいた。
そして酔った時の決心ほど当てにならないものはない。

めでたい元旦に飲まなくてどうする!とばかりに1日は飲んで明け、
まだ3が日、まだ松の内、やれ仕事始めだの母の退院祝いだのと
結果としていまだに休肝日はない。
飲む理由に不自由した事がないのも問題である。

思えば元旦、爽やかに目覚めたのだから犬の散歩をするとか
本の整理をするとか、健康的に過ごす方法はいくらでもあった。
だがワタクシの選んだ道は
「お正月くらいグータラして過ごしちゃおう!」だった。
毎日グータラしてるのに。

そんなワタクシに天誅か?と思われる出来事があった。
まだお正月気分の抜けない連休後の出勤日、帰宅途中駐車場へ
向かう交差点で車にはねられそうになったのだ。
誓って言うが、ワタクシの進行方向は青、横断歩道をきちんと渡っていた。
右折してきたおねえちゃんはワタクシという歩行者に気付き、えらい勢いで
ブレーキをかけた。さぞかしびっくりした事だろう。
ワタクシも驚いたとも。

ただ「青信号で横断歩道をわたっていて」も、そんなこともある、というのは
年明け早々いい教訓になった。歩行者としてももちろんだが運転手としても。
どちらの立場でも今後は気をつけないとね、と良い話として家族に話したりもしたが、
本当に身にしみた教訓はその時手に持っていた「荷物」である。

そう、そのときワタクシは「エ○スビール」を持っていた。
3本買うと特製グラスが付いている、のに惹かれて買った代物だ。
万一事故が起こっていた場合、手荷物がビール(しかも景品付き)というのは
あまりに哀しくないだろうか?
誰もそんな事は気にしないだろうが、倒れた自分の手の先にビールの転がる
光景を想像し、なんだかとても寂しくなってしまった。
きっと景品のグラスも割れただろう。
なんて物悲しい。

だからというわけではないが、「週に一度」は無理にしても
「月に一度」ではどうか、と考えてみてはいる。


一年の計は元旦に立てられなかったが、旧暦で再チャレンジ!



Y.D 2007.1

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